萌える夢を見た 2005-01-19 07:57:51

 昨日はいろいろ夢を見たのだが、久しぶりに萌える夢も見たのでそれを書いておく。

 時は2036年、世界のいろんな国から集められた少年少女だけで、宇宙船に乗り、太陽系観察をするというイベントが行われた。もちろん、基本的なことは大人がコンピュータでセッティングしているので、子供たちが宇宙船を操作するわけではない。宇宙旅行は無事終わり、子供たちはコールドスリープから覚醒して中央の大きな部屋に集まった。ここで華々しく地球のマスコミに成果を発表する段取りだったのだ。中央の巨大なスクリーンに映ったのは見慣れない老人の顔だった。老人は地球の代表者だという。ざわめく子供たち。2036年においても、まだ地球には国家があり、単一の統治機構はまだなかったからだ。

「君たちに辛い事実を知らさなければならない。君たちのコールドルスリープの間に、地球では何万年に一度の規模の、大災害が発生した。人類の居住可能な陸地はほとんど水没。奇跡的に残った島に、残された人類が集まって生活をしている。だから、そう出来るならば君たちは地球に帰ってこないほうがいい。美しいままの地球の思い出をそのまま持っていた方がいい。だが真実を直視してほしい。」

 スクリーンには世界中の町が水没している映像が映る。泣き叫ぶ子供たち。

 こうして、子供たちは文明が残された島に降り立ち、生活を始めた。奇跡的に文明が残された島は、急速に復興し、数年後には島だけならば崩壊前と変わらないレベルにまで到達した。だが、子供たちのうち何人かはギャング化し社会に適応できないでいた。また、島を復興した時点で社会が燃え尽きてしまったようになり、それ以上の発展をあきらめてしまったことも、子供たちには不満だった。

 このあとは夢で見ていないが、多分何人かの子供たちがもう一度なにかをたくらんで、宇宙に戻るという選択になると思う。