「死」を主題にして哲学を学ぶ 2005-01-16 12:46:19

これから少しづつ哲学の勉強を、このブログを中心に発表しながら続けていきたい。だが、ある程度テーマを限定しなければとりとめがなくなるので、最初にテーマを決めておく。

 我々は死んだらどうなるだろうか。この問いには、古くから様々な答えが出されている。しかし、どれが正しいのか。あるいは、そんなことは、知りえないことなのだろうか。それならそれで、知りえない理由もきちんと理解したい。このようなテーマを念頭において、勉強を進めていきたい。

 具体的には「カントの自我論」中島義道 日本評論社 を読んでいきながら、必要に応じて他の本も取り上げていく。何故この本を使うのか。それはこの本が難解なカントの自我論を解説した本なので、普通に哲学の勉強になるからという理由が第一。また、この本で扱われているテーマが時間論にも関連しているので、ひろがりがあるのが第二。最後に、この本で直接扱われていない「死」を自分なりに考えていきたいというのが第三。

 どのようにこの本を使っていくのか。「しつこくちまちまと」引用し、自分なりに言い換え、疑問点や自分の考えを述べていく。また、出来るだけ一つのテーマを一回のブログで扱う。そうしないと話が錯綜しがちだからである。