十月十一日

at 2004 10/11 22:44 編集

今日は思わぬ人が仕事場に来る。そして、ジャック・デリダが死んだことを教えてくれた。

仕事場で、サルトルの本を買った方がいるので、僕ももう一度サルトルを読んでみようかと思っていたところであった。フランス哲学に関心が出てきたところで、こういう話を聞く。

デリダが死んだら、とりあえずは気になるような哲学者は、僕にとってはだが、フランスにはいなくなった。後はフランス語が出来るようになって、自分でフランスの現代の哲学者から探し出すほかない。

デリダは癌で死んだそうだ。
癌という病気についても、いろいろ偶然が重なって関心があったところだ。人事ではない。

どんどん知的好奇心が沸いてくる。哲学や、数理論理学、コンピュータ数学、フランスの実存思想。問題は、いずれもディレッタンティズムの域を出ないということ。

どこか一つでも、セミプロの域にでもブレイクスルーできれば、と思うのだが。