十月一日

at 2004 10/01 22:24 編集

いろいろ書きたいことがあるのだが、風邪が完全に治っていないようなので、今日も早めにやめることにする。

最近、「ビューティフルマインド」という本を読んだせいで、体の健康のみならず、精神の健康も気になりだしている。

今までは性格を改善しようとかを主に考えていたようだが、精神のコンディションと言うものを維持し、管理することが、長い人生を生きていくうえで必要になってくるように思う。

ちょうど季節の変わり目に見事に風邪を引いたのだが、同じように、人生を季節にたとえれば、やはりいくつかの変わり目と言うものがある。少年期から思春期から青春期(大雑把な日常の言葉遣いで理解していただきたい)などの変わり目は、そういうことを考える暇もなく、否応なしに変化に巻き込まれた。

しかし、これから体験するだろう職業や家庭における体験(家族の死、家庭を持つ可能性、職業での悩み、中年期の精神の変化など)に際して、その変化だけに対応するのではなく、自分の精神と身体のコンディションを出来る限りコントロールしていく必要があるだろう。

そうしなければ、不必要な失敗や、取り返しのつかない精神的失調を受ける可能性もある。

しかし、こういうことに対して、きちんと書いてある本がほとんどないことに驚く。というのは、一般向けの本のほとんどが、気休めや慰めであり、ある程度難しい本は、理論立ててはあるものの、日常の感覚から離れていたり、症状の治療や分類には役立っても、「予防医学的」なものとしてはあまり役に立たないように思える。

「日常的なるもの」対して、私が取るべき態度など、いくつかこれに関して考えていることもあるのだが、また時間のあるときに。