昭和的価値観と平成的価値観？

アルファ書評ブロガーのDankogaiさんが紹介した本。

自分でも予想外に、いわゆる「平成的価値観」なるものに賛同していることに気がつくが、しかし行動と価値観が一致していないことに問題がある。

自分だけじゃないし、焦りすぎることでもないんだろうが、きっと平成的価値観を持っているのに、自分に実力が無い・・・というのが多くのフリーター＆ワーキングプアに共通する悩みじゃないかな。

そうして腰が落ち着かないうちに、昭和的価値観で「言われたことはやる」「コツコツまじめにやればどうにかなる」ことを信じている同世代の知人たちに追い抜かれていく・・・。

このあたりは価値観に関係なく、実力をつけるためには必要なことだからな〜。

ミニマムな収入でシンプルライフ＆低ストレス
今から無理にでも会社員として食い込むか(俺の選んだ選択）
自分の好きなことを突き詰めて自分の市場価値を作るか・・・。

道はいろいろある。

でもきちんと自分のマインドを固めて置かないと、ミニマムな収入は浮浪者に転落する可能性もあるし、将来ふと後悔した時にダメージがでかい。相当意識して交友関係を広くして、人脈によってセーフティネットを作っておく必要がある。

会社員に食い込む、それが一番現実的だと思う。だけどそれでいいのかな？という疑いは常にある。楽しければいいけど、そうじゃないときは特にそう思う。

自分の好きなことを突き詰めて市場価値を得る。これは一番危険で、可能性の低い生き方だろう。

今すぐ仕事をやめるって話じゃなく、一生会社で働くにしても、常に辞めたらどうするか(どうなるか）とかは、考えておいた方がいいと思うんだよな。

梅田望夫さんの一連の著作にはすごい励まされているんだけど、ITとかそれに乗っかってビジネスモデル構築(AMAZON、デルとかモバゲーとか）にも格別の能力＆関心が無いタイプの自分にとって、なかなかロールモデルになる人が見つからない。

この方のブログ、やっぱり理系のIT関係なんだけど、すごくためになった。

仕事続けるにしろ、尻尾巻いて撤退するにしろ、考えて行動したいものだ。