*梅田さんの「ウェブ時代をゆく」を読んで思い出した故事成語。

鶏鳴狗盗(けいめいくとう)
どういう由来かは、こちらをご覧下さい。
http://www.mizz.jp/word/word_1.html

ブレーメンの音楽隊のような面白いエピソードだが、Yahoo!辞書によると鶏鳴狗盗はネガティブな意味らしい。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%91%E3%81%84%E3%82%81%E3%81%84%E3%81%8F%E3%81%A8%E3%81%86&dtype=0&stype=1&dname=0ss

確かにこそ泥や鶏の鳴きまねなんて、日常では役に立たなかったり、道徳的にまずかったりしてほめられたものではないかもしれない。(こそ泥は犯罪なのでここでは置いておくことにしよう)

が、どこかで誰かが、そのレアな技能を必要としているかもしれない。昔は、そのレアなニーズも、レアな才能もお互いの存在を知ることが出来ずに終わっていた。

現在はもっと互いに知り合うチャンスがある。少なくともそういう方向に進んでいる。インターネットの発達によって・・・。

鶏の鳴きまねに挑戦する人は少ないだろうから、もしあなたに鶏の鳴きまねの才能があれば、すぐにその道の第一人者になれるやも知れない。それで飯が食えるかどうかわからないけれど、鶏の鳴きまねが得意で好きなら、その能力を磨いてみてはどうだろう?そしてネットを使ってアピールしてみてはどうか?

ちなみにブレーメンの音楽隊のあらすじ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%81%AE%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E9%9A%8A

この物語も、梅田さんの本を読んだあとではまた違った意味に読めてくる。

それではわたくしドンキーがどう行動して、どう生きるのか・・・が問題である。つまり、「ウェブ時代をゆく」ではRest of us、つまり高く険しい一流の道に進むほどの才能や情熱もないが、旧来の社会ではどうしても生きづらい人々がどう生きていくのか、という問題だ。

これをブログを通じて考えていこうと思っている。