2008-12-06から1日間の記事一覧
沼正三の「家畜人ヤプー」は日本史に(日本文学史ではなく)に残すべき傑作だと思う。いろいろな読み方があるが、今日はその歴史観について述べてみたい。ヤプー史観とは、日本人は高度な知性を持つ猿(エイプ)である、という前提に基づく。その知性は時に…
当たり前のことだが、仮に魂なるものを認めたとして、死の恐怖が和らぐわけではない。必ずこの身体は滅びるとわかっているからだ。SFとかで記憶や思考能力だけを移植するという設定が出てくるが。別に特別に哲学的なことに関心がある人ではなくても、こう…