小児(しょうに)萌え、とナンバ式骨体操

at 2004 06/04 22:21 編集

今朝も鍛錬する。

ちょうど、朝八時からの
「しょうにであそぼ」・・・じゃなくて、
にほんごであそぼ」を見ることが
できた。今日も小児(しょうに)たち
が、健気にがんばっていて、
心が癒される。小児萌え。

のむらまんさいの「ややこしや」
もニューバージョンで、ますます楽しい。

昨日泣く泣く大枚はたいて購入した
半そでシャツを着て通勤。
とても涼しく暑さで頭がぼおーっとする
症状は改善された。

帰りに、高田馬場の芳林堂の
格闘技コーナーによってしまう。
まっすぐ家に帰ればいいのだが、
仕事だけして一日を終えることに
耐えられず、つい寄り道してしまう。

そこで「ナンバ式 骨体操」なる
本を発見。骨格の調整体操の本であり、
自分でできる方法が書いてある。

ストレッチの一環として、こういう
体操も加えてはどうかと思い、
つい購入してしまう。

それにしてもあそこの格闘技の
コーナーはいつも立ち読みしている
お仲間がいて、にぎわっている。

古武術がブームとはいえ、不思議なことだが、高田馬場や新宿には武道の道場が
たくさんあるので、そういう人たち
が来ているのかもしれない。

そういえば昨日買った「秘伝」
のバックナンバーだが、いろいろ
面白かった。びっくりしたのは
高岡英夫氏のDS図という
独特の身体の分析図だが、
広告を見ると、マイケル・ジョーダン
何億とか、とてつもない値段が
ついている。

そのDS図というのも、ボールペンか
何かで書かれた手書きのスケッチにしか
私には見えない。
「極意」を分析した図だそうだが、
それは深層まで至る瞑想によって
だという。
(ちなみに現在の秘伝に載るDS図は
もっときれいに清書された図版化され
たものである。)

いろいろ批判めいたことをいうつもりは
ないが、私にはいろんな意味で縁がない
世界だと認識した。

身体の世界は非常に面白い。
実験して法則を見出すということが
難しく、どうしても経験に頼って
しまわざるを得ない面があるし、
身体の微妙な感覚はそもそも
言語化しづらいものである。

医者に痛みを伝えるときに困った
記憶がある人は多いと思う。

まして、病気になったことがない
医者はいないだろうが、ある技術を
習得した人がそうでない人に
伝えるのは至難の技だ。

自転車に乗れない人に、自転車に乗る
コツをどう説明したらいいのか。

そうした言語化の難しさのうちに、
まやかし、勘違い、誤解、
そういったものが混入する。

僕のような素人は自分でできる範囲の
ことを少しづつ身につけ、効果がある
ものを集めていくしかないだろう。

そこに、面白さがあると思う。
ストレッチは学校で習ったとおり
疲労を回復し体力づくりに
確かに効果がある。

しかしストレッチはもともとヨガなどの
ポーズから難しいポーズや呼吸法を
取り除いたものでもある。

怪しいからといって、東洋的なものを
すべて否定するのも、また行きすぎだと
思う。この合理主義と神秘性の
狭間をいくことにも、面白さがある。

同じことが社会認識にも言える。
だらだらとでも二十代半ばになれば、
誰しも、マスコミが言っていることは
真相のごく一部で、あるいは
虚偽でさえある、としっている。(
サリン事件でバッシングされた
被害者の方を思い出すべし)

だからと言って、裏を裏を読んでいこうと
すると、知りようがない不可知の壁に
当然ぶつかる。どれだけ
情報を集めても、人間が認識できる範囲
などきわめて狭いのであるから、
当然だ。

だがそこでがんばりすぎて裏を
読むと、世界を操る陰謀組織とか、
視野を広く自分なりに考えようと
突き詰めたはずが、途端に視野の狭い
偏った見方に陥ってしまいやすい。

本当はそこまで行かないで
わからないところをわからないと
我慢するところに、社会について
考える妙味があると思う。

もちろん、世界を操るとは
言わないまでも、我々に目に付かない
いろんな意図が存在することは
ありうると思う。だが、少なくとも
僕は、それを知りえないただの
青年だと自覚している。

いろんな社会の見方があるのは確かだ。
極意についての高岡氏の見解が
誤っているかどうか、僕にはわからない。
ただちょっとついていけない、
と敬遠するだけだ。

いろんな社会評論家についても(
たとえば副島氏)、参考にはすれど、
だんだんついていけないと思うことも
多くなってきた。

しかし古武術、あやしいと切り捨てて
いたら、身体の面白さが
わからないように、副島氏があやしい、
高岡氏が怪しいと切り捨ていたら、
また大事なものを見過ごす可能性も
あるのである。

このあたりのことは繰り返し日記に
書いているが、大事なことに思えるので、
また自分の考えを整理するつもりで
書いた。



わくわく中野日記
at 2004 06/03 22:04 編集

今日は休日だったので、
スーパー銭湯に行こうと思ったけど、
今度家族と行くはずなので、
今回は見送り。

その代わり中野を散歩。
まずブックオフにいき、
古武術の専門誌「秘伝」の
バックナンバーを購入。
いきなりレアな物をゲットできたので
機嫌がよくなる。さらに、調子に乗って
「不安定だから強い 甲野義範の世界」
田中聡を購入。

古武術ブームは自分の中でまだまだ
続きそうだ。

そのまま中野ブロードウェイ
突入。
中野ブロードウェイとは、いろんなお店
が集まった建物のこと。
そこで百円十分のマッサージチェア
堪能。古本屋で「ウロボロスの基礎論」
竹本健治を二百円で購入。

中野駅を迂回して島忠という
日曜大工用品や園芸品を
売っている店に行き、朝顔
ミニトマトの種を買う。

そして家に帰り、もう一度晩飯を食べに
新井薬師駅前の「OLE」という
店に行く。そこは店は大きくないが、
なかなか雰囲気のいい店で、
熟年のマスターと金髪の若いねーちゃんが
やっている。ジャズが流れていて、
店内にはマイルス・デイビス
レコードが飾ってあったりする。

でも、お客は地元の家族とか
若者、サラリーマンといろいろいて
過度におしゃれでないのもいい。

一品一品が安いので、ふらっと寄って
飲み食いするのにいいかなあと思った。

髪の毛を切ろうと思っていたけど、
いきそびれた。土曜日に行こうと
予定を変えた。